インスタで紹介した「冷凍食品とか無理だから~冷食は手抜き?~」
その第19話~第20話を公開しています!

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【第19話】冷凍食品とか無理だから~冷食は手抜き?~
義母👽
「冷凍食品って危険っていうじゃない?
添加物もたくさん入ってるし、なにより不味いわよね。
ウチの嫁はそんな冷凍食品をいつも息子ちゃんの
お弁当に入れるのよ?
もぉー、あんな適当なお弁当じゃ、仕事のやる気の
「や」の字も出ないわよ。
私は昔から手作りしてるし、それが一番子供のため
だと思うの。冷凍食品を使うなんて、どれだけ
楽したいのかしらね!」
義母の言葉から異様な空気が流れ始めた。
次第に私に注目が集まり、会場はザワザワした。
私😅(うわ💦)
正直、本当に悪いことをしているのであれば、頭を
抱えたくなる気分になっただろうけど…
義母👽
「その点、私はしーっかり手料理を作り続けて、
息子ちゃんはこんなに立派に成長したのよ。」
夫👨「ちょっと母さん、やめろよ///照」
義母に立派に育ったと言われ、照れる夫。
そんな中で他の女性がぽつりと口にした。
女性🙎
「でも今、義母さんが今食べているエビチリ、
冷凍食品ですよ?」
義母👽「…は?…そんなわけ…」
女性🙎
「ホントですよ。さっきまで
『美味しいっ』て言って食べてましたよね?
それ、一流のシェフが作ったエビチリが自宅でも
美味しく食べれるって有名で…
手作りじゃなくて、わざわざ取り寄せたんですよ。
美味しいですよね~?」
その言葉からエビチリに視線が集まった。
そして、みんなのお箸が伸びる伸びる。
他の人たちもそのエビチリを食べ始め、
話題は冷凍食品になった。
🙎「あら、これ冷凍食品だったんですが?
気づかなかった!おいし~」
🙎「私も思った!最近の冷凍食品って
美味しいですよね。」
🙎「ね、私この前ね、三ツ星シェフが作った
カルボナーラパスタセットの冷凍食品をネットで
買ったの!これが美味しくてね~子供も喜んでくれて….」
静まり返っていた場所が「冷凍食品」を話題に、
元の和やかなムードに戻ってきた。
義母👽「ちょ…ちょっと…」
その中で一人青ざめる義母。
義母だけは自分の言葉が無視され、ひとり、
その場でのけ者にされたような感じ…w
その状況に、クスクスと笑い声さえ聞こえた
義母はその状況が気に食わなかったのか、
大きな声で一喝した。
義母👽
「ちょっと!私の言うこと聞きなさいよ!!
冷凍食品って身体に悪いのよ!?
あなた達ちゃんとわかってるの!?」
再び会場は静まり返った。
みんなが冷たい目で義母の方を見た。
正直、想像した通りだった。
義母は固定観念から「冷凍食品=ダメ」って考えが
あるようだが、現在では冷凍食品は
当たり前のように普及している。
もちろん食べすぎはよくないけど、使っちゃダメ
という認識はない。それになりより助かるし、美味しい。
その事実がある中で、義母の言葉が響くはずがなかった。
私😅(それに、この和やかな中で一人怒ると
会場はその空気になるだろうよ…)
私👩「お義母さん、もうそのあたりにしませんか?」
義母👽「はぁ!?」
【第20話・先読み】冷凍食品とか無理だから~冷食は手抜き?~
義母は自分の経験から冷凍食品はダメって考えがあるようだが、現在では冷凍食品は当たり前のように普及している。
もちろん食べすぎはよくないけど、そもそも、そんなに食べてはいけないものという認識はない。それに何より、スーパーで売られている冷凍食品でさえ『美味しい』のだ。
私👩「お義母さん、もうそのあたりにしませんか?」
義母👽「はぁ!?」
私👩
「だって、もうわかってますよね?冷凍食品だって美味しいってこと。
それに、さっきから私の悪口ばかり言っていましたが、冷凍食品「ばかり」使っているわけではないです。」
私は夫をキッと睨んだ。
私👩
「恥かしい話ですが、あなたの息子さんが冷凍食品を使うたびに逐一あなたに報告しているから冷凍食品ばかり使っていると誤解しているだけです。
っていうか、本当は冷凍食品を食べて健康に育たないことが嫌なんじゃなくて、
あなたが思い込んでいることを押し付けたいだけなんでしょ?」
義母👽
「ちがっ…!あたしは本当にみんなの健康のことを考えて…」
私👩
「本当に健康のことを考えていたら、こんなお味噌汁、作らないはずですよね?
さすがにちょっと味が濃すぎるので、健康に悪いと思うんです。」
周りを見渡すと、どうも味噌汁が辛いのか、みんなあまり手を付けていなかった。そんな中で夫のお椀だけがしっかりと空になっていたのだが…
そういうと、あちらこちらから
「そうね…これちょっと塩分濃かったよね..」
「味こいわ~、私喉かわいちゃった」
といった声、そしてクスクスといった笑い声も。
義母👽「えっ..!?ちょっと、あんたら何言ってんの!私の料理が不味いハズないでしょ!」
夫👨「そうだそうだ!お前ら何ってんだよ!母さんの料理は旨いに決まってるだろ!」
私😅(そりゃあんたらの基準はその味でその思い込みだからな)
私👩「お義母さん、さっき台所で調味料ドバドバ入れてましたよね?これが健康を考えてないってことだと思うんですが、どうですか?」
義母👽
「違うわ!健康のためには手料理が一番なのよ!愛情をこめて作る必要があるの!
楽して美味しいものなんてできるハズないでしょ!
冷凍食品だかインスタントだかの料理なんて食べるものじゃないわ!これが正しいの!
あんた何言ってるのよ!辛いのはあんたたちの味覚がおかしいんでしょ!」
会場の義母への目線は痛いほどに冷ややかになっていた。
私👩
「もちろん、手料理も大切だと思います。けれど、ウチにはウチの事情があるんです。
ウチは旦那の給料も少ないから、子育てと仕事の両立、そして毎朝早く起きてお弁当を作らないといけない中でギリギリでやってるんです。
そんなウチの事情を無視して、『料理はすべて手作りにしなさい』っていうのはちょっと無理があるんです。
そんな節約生活の中でも、カップ麺などばかり食べて栄養が偏らないように『冷凍食イケナイ品』を使う選択をしているんですよ。ちゃんと美味しいですしね。
冷凍食品を使うって、そんなにイケナイことでしょうか?」
第21話を更新したらお知らせします!
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