インスタで紹介した「冷凍食品とか無理だから~冷食は手抜き?~」
その第1話~2話を公開しています!

先読みはこちらからどうぞ!
【第1話】冷凍食品とか無理だから~冷食は手抜き?~
私は典子。
現在は娘と旦那と暮らしている。
夫「今日もお弁当ありがとう。行ってくるね!」
私「行ってらっしゃい!今日も頑張ってね~」
新婚当初はそんなやり取りをして見送っていた。
夫と同じく、私も家事料理だけでなく日中は正社員として働いていたし、娘が生まれてからは大変だった。
子供の保育園への送り迎えなども増えてきて、仕事しながらの家事育児は相当キツい。
私(ギリギリだけど、何とかやっていけているな…)
そう思っていたのだが、最近になって夫から
お弁当のおかずについてイヤミを言われるようになった。
私「はい、今日もお弁当!頑張って行ってきてね!」
夫「….はぁ」
私「え…どうしたの?」
夫「弁当に冷凍食品なんて使うなよなぁ。しっかり料理作ってくれよ。」
私「あぁ、ごめん。でも冷凍食品も美味しいでしょ?それに、朝は結構忙しくて、私も仕事までに作らなきゃ行けないから…冷凍食品使うと結構助かってるんだ」
夫「冷凍食品って身体に悪いって親に教わらなかった?ちっちゃい頃にちゃんとした教育されてたら常識だと思うんだけど。冷凍食品ばっかりだと弁当を他の人にも見せられないよ。会社には俺の面子ってもんがあるんだから、料理くらいちゃんとやってくれよな。」
夫はため息をつきながら、やれやれという感じで文句を言いながら呆れてた。
私(そう思うなら、自分で作ってよ…仕事して帰ってくるだけなんだからさぁ💢ってか、今、文句言いながら私の親のことも馬鹿にしたよね?)
いつの間にか、お弁当を作ってもらうことが当たり前になってしまって、お弁当の中身にまで口を出すようになった…
でも、朝の時間で冷凍食品無しでお弁当作ると時間かかっちゃうんだよなぁ。
朝に起きて料理をイチから作るのは結構大変。
美味しいし、すぐに使えるし、最近の冷凍食品はシェフが監修しているものとかも多く、添加物が少ないのも多い。
だから、それを夫にも分かってほしいんだけどなぁ…
私「わかったよ。じゃあお弁当に何を入れてほしいの?」
夫「いやー、そこは自分で考えてよ。俺の好きなものって言ったら分かるでしょ?」
私は娘の準備と家事を済ませようとバタバタしている中、夫は机でコーヒーを飲みながらだるそうにくつろいでた。そして、その表情はどこか私のことを馬鹿にしてた。
私(はぁ、もう自分で作れや💢)
そう思いながらも夫に弁当を持たせ、仕事に行かせた。
そして翌日の朝。やっぱり朝はバタバタしてしまう。
私(日中の仕事に加えて、家事や料理もってなると寝る時間も遅くなるから、どうしても朝は毎回この時間になっちゃうんだよなぁ)
そんな中、昨日夫に言われたため、料理しようとしたら私が仕事に遅刻しそうな気がしてきた。
私(よし、仕方ない。これは、半分冷凍食品作戦で行こう)
半分は冷凍食品。半分はチキンの照り焼きやアスパラのバター炒めなどを入れてぎりぎり頑張った!
私「はい、お弁当、今日は頑張ったよ!」
そういって夫にお弁当を渡したが夫は椅子から立ち上がりもせず…
じっと見つめた後に、「はぁ…」とため息をついた。
【第2話・先読み】冷凍食品とか無理だから~冷食は手抜き?~
夫はじっと見つめた後に、「はぁ…」とため息をついた。
私(え?なんでため息つくのどうしたの?)
弁当を机の上に置き、むすっとする夫。
夫は何も言わずにテレビを見ながらコーヒーを飲んでいた。
その後、出勤の時間になり、夫は無言で弁当を置いて出勤していった。
夫が出勤してから、しばらくして弁当を置いていったことに気が付いた。
私(え…お弁当せっかく作ったのに…こんな時に普通忘れていく?)
仕方なく夫にLINEした。
私「ねぇ、夫くん、どうして弁当置いて行ったりしたの?せっかく作ったのに」
夫「ああ、ごめん、忘れてた」
私「ええ…頑張って朝から料理してお弁当作ったことも伝えたし、いつものように渡したのに…」
夫「だからごめんって言ってるじゃん」
私(ええ…💦)
「ねぇ、何が不満だったの?」
LINEは既読になったけど、なかなか返信は来なかった。
言い出しにくいことだけど、頑張った私の努力を踏みにじられたみたいで嫌だった。
しばらくしても、夫からLINEの返信は無かった。
夜になって帰宅した夫に聞いてみた。
私「おかえり。お疲れ様」
夫「ああ、ただいま」
私「今日はごめんね。でも、なんでお弁当置いて行ったりしたの?頑張って作ったのに…何か気に入らなかった?」
夫「だって…また冷凍食品使ったじゃん!冷凍食品は嫌だっていったろ?あんなレンチン料理食わせんなよ。冷凍食品使ったらもう弁当たべないからな」
私「え…そんなこと言ったって…朝は時間がないんだよ?娘ちゃんの送り迎えも必要だし、仕事に行く時間も考えたら少しでも時短しないと間に合わないよ」
夫「だったら、お前がもう少し早く朝起きればいい話だろ?」
そう言って靴を脱ぎ、玄関に立つ私の横を通り過ぎていた。
私「はぁ?帰ってから家事洗濯料理って全部やって、夫くんより寝るのも遅いのに、さらに朝早く起きろっていうの?」
夫「そうだよ?俺は毎日都内まで行って仕事頑張ってるんだ。嫁のお前がそれくらいやるのは当然だろ?」
夫の言葉に愕然とした。
家事と仕事の両立をして、何とかやりくりをしているのに、夫からは「ありがとう」の一言も無かった。
(私が家事料理やるのは当たり前とかって思ってるのかな、、、)
娘「えー、パパお弁当嫌いなの?」
夫が怒っている様子なのを察したのか、娘が奥からやってきた。
夫「あ、、ああ違うよ。お弁当が嫌いなわけじゃないんだけど…」
娘「好き嫌いしちゃダメなんだよ?」
娘はお気に入りのぬいぐるみを抱えながらニコッと笑って夫に話しかけた。
これには夫もたじたじだったw
私(あらら、娘に言われちゃったねw)
そう思って笑いそうになっていると、夫はとんでもないことを言い出した。
※第3話に続きます!
第3話を更新したらお知らせします!
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