【第2・3話】冷凍食品とか無理だから~冷食は手抜き?~

冷凍食品とか無理だから

インスタで紹介した「冷凍食品とか無理だから~冷食は手抜き?~」

その第2話~3話を公開しています!

前回はこちらからどうぞ!

【第1・2話】冷凍食品とか無理だから~冷食は手抜き?~
インスタで紹介した「冷凍食品とか無理だから~冷食は手抜き?~」 その第1話~2話を公開しています! 先読みはこちらからどうぞ! 【第1話】冷凍食品とか無理だから~冷食は手抜き?~ 私は典子。 ...

【第2話】冷凍食品とか無理だから~冷食は手抜き?~

夫はじっと見つめた後に、「はぁ…」とため息をついた。

(え?なんでため息つくのどうしたの?)

 

弁当を机の上に置き、むすっとする夫。

夫は何も言わずにテレビを見ながらコーヒーを飲んでいた。

その後、出勤の時間になり、夫は無言で弁当を置いて出勤していった。

 

夫が出勤してから、しばらくして弁当を置いていったことに気が付いた。

 

(え…お弁当せっかく作ったのに…こんな時に普通忘れていく?)

 

仕方なく夫にLINEした。

 

「ねぇ、夫くん、どうして弁当置いて行ったりしたの?せっかく作ったのに」

 

「ああ、ごめん、忘れてた」

 

「ええ…頑張って朝から料理してお弁当作ったことも伝えたし、いつものように渡したのに…」

 

「だからごめんって言ってるじゃん」

 

(ええ…💦)

「ねぇ、何が不満だったの?」

 

LINEは既読になったけど、なかなか返信は来なかった。

言い出しにくいことだけど、頑張った私の努力を踏みにじられたみたいで嫌だった。

 

スポンサーリンク

しばらくしても、夫からLINEの返信は無かった。

 

夜になって帰宅した夫に聞いてみた。

 

「おかえり。お疲れ様」

「ああ、ただいま」

 

「今日はごめんね。でも、なんでお弁当置いて行ったりしたの?頑張って作ったのに…何か気に入らなかった?」

 

「だって…また冷凍食品使ったじゃん!冷凍食品は嫌だっていったろ?あんなレンチン料理食わせんなよ。冷凍食品使ったらもう弁当たべないからな」

 

「え…そんなこと言ったって…朝は時間がないんだよ?娘ちゃんの送り迎えも必要だし、仕事に行く時間も考えたら少しでも時短しないと間に合わないよ」

 

「だったら、お前がもう少し早く朝起きればいい話だろ?」

 

そう言って靴を脱ぎ、玄関に立つ私の横を通り過ぎていた。

 

「はぁ?帰ってから家事洗濯料理って全部やって、夫くんより寝るのも遅いのに、さらに朝早く起きろっていうの?」

 

「そうだよ?俺は毎日都内まで行って仕事頑張ってるんだ。嫁のお前がそれくらいやるのは当然だろ?」

 

夫の言葉に愕然とした。

家事と仕事の両立をして、何とかやりくりをしているのに、夫からは「ありがとう」の一言も無かった。

 

(私が家事料理やるのは当たり前とかって思ってるのかな、、、)

 

「えー、パパお弁当嫌いなの?」

 

夫が怒っている様子なのを察したのか、娘が奥からやってきた。

 

「あ、、ああ違うよ。お弁当が嫌いなわけじゃないんだけど…」

 

「好き嫌いしちゃダメなんだよ?」

 

娘はお気に入りのぬいぐるみを抱えながらニコッと笑って夫に話しかけた。

これには夫もたじたじだったw

 

(あらら、娘に言われちゃったねw)

 

そう思って笑いそうになっていると、夫はとんでもないことを言い出した。

【第3話・先読み】冷凍食品とか無理だから~冷食は手抜き?~

娘はお気に入りのぬいぐるみを抱えながらニコッと笑って夫に話しかけた。

これには夫もたじたじだったw

(あらら、娘に言われちゃったねw)

 

娘に諭されて笑いそうになっていると、夫はとんでもないことを言い出した。

 

「いいか、娘ちゃん、ママが作るお弁当はね、【手抜き】料理って言って、時間を書けずに適当に作る料理のことなんだ。一度冷凍しているし、体に良くないし、美味しくないんだぞ?」

 

「ちょっと!何変なこと教えてるのよ!ほんとにやめて!」

 

「なんだよ、本当のことだろ?こういうのは最初に言っておかないとダメなんだよ。大人になって常識を知ってないと困るからな。」

 

「だからって…気に入って美味しく食べてくれてるのに、そんなことを教える必要はないでしょ。」

 

「ったく、うるせーな。もう寝る」

 

夫はそういって洗面所に入ってスーツを脱いで風呂に入った。

娘は不思議そうな顔をしていた。

 

今までろくに娘の教育について意見してこなかったのに、こんな時だけ自分の好きなように娘に教えることはさすがに腹が立った。

 

スポンサーリンク

 

そんな夫の行動にイライラしていたのだが…

その件について別のある日、義母から電話がかかってきた。

 

義母「あら、典子さん。お久しぶり。今ちょっといいかしら?」

 

時間はお昼時で私は仕事の休憩中だった。

声色からして、私をNOと言わせぬような言い方だった。

さっき、ちらっと着信履歴をみたら数回、電話の着信が入っていた。

 

ちょっとめんどくさそうだな…と思いつつ、電話に応じた。

 

「はい、今は仕事中ですが、少しなら大丈夫ですよ。」

 

義母「あなた、息子のお弁当に冷凍食品を使っているらしいじゃない。冷凍食品って身体に悪いのよぉ?小さいころに習わなかった?」

 

(なんで義母が冷凍食品の問題を知ってるんだw)

 

って思ったけど、思いつくのは夫しかいなかった。

 

マザコン気質でなんでも義母に話す夫…

LINEで私の料理の愚痴でも言ってたんだろうな。

 

「ああ、、、そのことですか😅。最近の冷凍食品は身体に悪い添加物も少なくて、美味しいものも多いんですよね。なので、そこまで体に悪いってことはないんですよ」

 

義母「でもそれって、ただのいいわけでしょ?つまり手抜きよね?あなた、手抜き料理を息子に食べさせようとでもしているの?」

スポンサーリンク

第4話を更新したらお知らせします!

更新したらお知らせするので、ぜひフォローよろしくお願いします!

制作頑張ってます!

 

第一話はこちらからどうぞ。

【第1・2話】冷凍食品とか無理だから~冷食は手抜き?~
インスタで紹介した「冷凍食品とか無理だから~冷食は手抜き?~」 その第1話~2話を公開しています! 先読みはこちらからどうぞ! 【第1話】冷凍食品とか無理だから~冷食は手抜き?~ 私は典子。 ...
タイトルとURLをコピーしました