この記事では、ワンピースのワノ国編で出てくる天羽々斬についての考察です。
神話として登場する天羽々斬ですが、ワンピースの世界でも登場しましたね。
天の大蛇を斬る刀の意味を持つ「天羽々斬(あめのはばきり)」ですが、使用するのはゾロか、モモの助か。
おそらくはその相手は黒炭オロチもしくはカイドウの事でしょう。
果たして誰がどのように使用するのか、考察していきたいと思います。
天羽々斬の意味とは
天羽々斬(あめのはばきり)とは、日本神話に出てくる刀剣の名前。
一説によると、スサノオがヤマタノオロチを退治した時に用いたとされる神の剣。
いずれも伝説の刀とされています。
ただ、大蛇を斬った際に、大蛇が天叢雲剣(草薙の剣)を飲み込んでいたことから、それにあたり、切っ先が欠けてしまったとの話もあります。
ちなみに、天羽々斬の「羽々」とは大蛇の意味を示します。
そのため、天羽々斬は天の大蛇を斬る刀という意味になるでしょう。(諸説あり)
天羽々斬はゾロが使う?
今回のストーリーでは、天羽々斬をゾロが使うことはありませんでしたが、この使用者がオロチ(ヤマタノオロチ?)、もしくはカイドウ(ドラゴン)を斬ることになりそうですね。
ちなみに、閻魔はともかく、天羽々斬についてはゾロに渡されていません。
そのことから、オロチを相手にするのはゾロでは無いように思います。
ゾロもトノ康の一件から、オロチに対しての思いは強いように思いますが、刀の意味を考えるなら、別の人物がオロチを成敗すると考えるのが妥当のように思います。
しかし、想像する限りでは、ゾロ以外にその刀を扱える人物はいないのでは?
赤鞘九人男は剣術使いなので、扱える人物もいるかもしれませんが、どうなのでしょうか。
使う人物がいないとなれば、やはり天羽々斬を使用するのはゾロと判断するのが妥当かと。
ここらで三代鬼徹のが音を上げ始めるように思います。
2年以上(実世界では20年くらい)使用されているため、そろそろゾロの覇気に耐えられなくなっているようにも感じます。
今回の戦いで三代鬼徹が折れてしまい、その代わりとして天羽々斬を使うことになる…ということもありうるかと。
モモの助が天羽々斬を使う?
まだ幼いながらも必死に稽古をして剣術を学んでいるモモの助。
オロチを討つ事を考えると、最も敵討ちの意思が強いのもモモの助のはず。
モモの助の父は光月おでん。父の仇と考えるとその憎しみはワノ国で最も大きいでしょう。
モモの助が「カイドウを倒しだい!」と泣きながらルフィに伝えたのは名シーンの一つ。
しかし、まだ幼いモモの助にとって、天羽々斬はおろか、刀さえも扱いは難しいハズ。
そんなモモの助が果たしてオロチを討てるのでしょうか…
ワンピースでも稀に急激な成長やパワーアップをする場面はありますが、もしモモの助が天羽々斬を扱えるようになるのだとすれば、20年の月日をワープする展開とかでしょうか….
もし日和のように20年の歳月を過ごしていたならば、天羽々斬を扱えていたかもしれませんね。
天羽々斬のランク(位列)
では、ここで天羽々斬のランクについてまとめておきます。
ワノ国で伝説の人物が扱い、そしてカイドウに傷をつけた名刀の「閻魔」と同列と考えるならば、相当な代物であることは間違いありません。
そして、そのランク(位列)は秋水と同じく大業物21工に指定されています。
しかし、それでも最上大業物ではなく、大業物の一つ。
片割れの「閻魔」の方は持ち主の流桜に反応して、その威力を増すとされていました。
ゾロの一振りで崖が切り落とされるほどの威力。
最上大業物になると、いったいどれくらいの刀に成るのでしょう。
ちなみに、ゾロの愛刀である和道一文字については大業物21工の一つです。
一つ考察するならば、武器の強さは持ち主の練度によって変化するとされることが多いですよね。
そのため、単純に作られた刀というのは出来栄えによっては大業物になりうるけれども、最上大業物にはなりえないとも考えられるでしょう。
つまりは、本人がどの程度扱えるかによって、刀の性能も変化する…ということも考えられるかもしれません。
つまりは、ミホークの刀と同じく、「黒刀に成る」ということですよね。
これによって最上大業物へと変化するのかもしれません。
つまりは、現存する刀の中で黒刀に成ったのは12種類のみ…ということかも。
これについてはまた別の機会に考察したいと思います。
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