ワンピース(ONE PIECE)のネタバレについて考察していきます。
この記事ではロロノア・ゾロがワノ国出身ではないか?、また、リューマの生まれ変わりなのではないか?との話がありますね。
スリラーバーグ編にて登場したリューマの亡霊ですが、そのリューマの出身がワノ国ということで、今回の話に大きく絡んでくるように思います。
そんなゾロとリューマの関係について考察していきたいと思います。
Contents
霜月リューマと名刀”秋水”
リューマ、そしてリューマが使用していた名刀”秋水”と言えば、龍切り伝説を残したワノ国の宝として祀られていますよね。まずはこの霜月リューマについて見ていきます。
秋水は大業物21工の一つ
現在ゾロが使っている秋水は元々はワノ国の伝説的な剣豪・リューマが使っていた名刀。
ワノ国では国宝とされるような刀であり、大業物21工の一つとされていますね。
―――――――秋水!!
あなたが主人であるなら
この刀も本望でしょう pic.twitter.com/C1Cyee4uGA— 泣ける笑えるワンピース名言集 (@OnePeace0234) August 3, 2019
更にいえば、黒刀でもあります。
黒刀については、ワノ国のおいはぎ僧兵である牛鬼丸が語っていましたが、秋水も元々は普通の刀。しかし、剣豪リューマが歴戦の果てに黒刀に成ったとされていますね。
これについてはまだまだ謎が多いところですが、おそらくは武装色の覇気が関係しているものと思われます。
龍切り伝説の話があった
ワノ国では伝説となっているのが剣豪リューマとその刀秋水。
ワノ国では刀神様として祀られるほどの宝となっている様子。
以前にスリラーバーグでは話されていたのはリューマとは『空飛ぶ竜を斬り落としたとされる伝説の侍』として紹介されていました。
大昔とされているため、リューマが生きていた時代がいつだったのかは明らかになっていません。
恐らくは数百年前ではないかと。
リューマはWANTEDっていう短編集に登場しますよ。
おにぎり頬張ったお兄さんです。大昔に竜をぶった斬ったっていう伝説らしいお兄さんです。
その数百年後にゾンビになってるなんて夢にも思わんわな。 pic.twitter.com/lR3En3ZpFJ
— 助三郎◎ (@son_ofagreeds) September 23, 2016
このリューマはWANTEDで紹介されている『MONSTERS』のリューマのストーリーが元になっているものと考えられます。WANTEDの話の中でも、リューマが龍の首を切り落とすストーリーが語られていました。
これがおそらくは数百年前の出来事なのでしょう。
リューマの名前やDの意思とは?
リューマの本名が気になるところですが、どうやら別売りのビブルカードにてその名前が紹介されていました。
どうやら霜月リューマとされているようですね。”霜月”については後ほどさらに考察しますが、以前の『MONSTERS』に出演していたリューマの名前は、リューマ・ド・キングでした。
ブルックの影が憑いてた「リューマ」って剣士さ、あれだよね、WANTEDに出てたリューマ・ド・キングだよね?竜の首切ったとか言ってるし。さりげなく世界つながってるー!こういうの好きだ!
— 明 (@beerhaasahi) October 15, 2010
この話が繋がっているかどうかは不明ですが、この『ド』というワードから、Dの意思が関係しているのではないか?との話もあります。
しかし、この後に『みんなが付けた名前』としているので、おそらくはDの意思は関係ないかと思われますが、どこか現在のワンピースのストーリーとの関係を匂わせるところは、流石としか言いようがありませんね。
リューマの墓は荒らされた
さて、そんなリューマですが、以前の錦えもんの話によると、どうやら
リューマの遺体は死後、ワノ国に祀られていたとされています。しかし、23年前に起きた”海賊騒ぎ”をきっかけにリューマの遺体は秋水と共に忽然と姿を消したそう。
これはワノ国では”英雄の墓荒らし騒動”として知られているようですね。
錦えもんと出会った当時は、ゾロが秋水を持っていたことから、墓荒らしの犯人はゾロではないか?と疑われていましたね。
RT>うーんこれどうなんだろう?
ワノ国ではリューマと秋水のフラグ回収はあると思うけどそれ以上に何かあるかなあ?サンジみたいな??
そうだとちょっと面白みがないかなあまあ話が終盤だし、敵を倒していくっていうよりは一味に対してもっと掘り下げていくっていう可能性も無くはないよね→ pic.twitter.com/TQ64M2rCtw— 祝🎊福された よた (@__yota) May 11, 2018
では、リューマの墓を荒らしたのは誰なのか?というところに行きつきますが、これは恐らくはその遺体を操っていたゲッコー・モリアであると予想できますね。
どこからか、龍切り伝説の噂を聞きつけ、ワノ国に上陸した後、その遺体を回収し、スリラーバーグに持ち帰られ、兵として操られていた様子。
ゾロはワノ国出身の真相は?
では、ゾロがワノ国出身なのではないか?という話についてです。
実はロロノア・ゾロに関してはワノ国にいくつか共通点があるんですね。
ゾロが『捨名知』を知っていた
ゾロがモモの助に教えた士気を高める方法として『スナーーッチ』という言葉がありました。
後に、950話にて『捨名知』という言葉として紹介されていました。
どうやらこれは『名前を捨てて、知恵を捨てて、体一つで飛び込むのみ』という士気を高める言葉としてワノ国で使われていたようですね。
モモの助はこれをゾロに教わったと話していました。
スナッチ(捨名知)の本来の意味合いは「度胸をつける為に奮起させる掛け声」だったのが、無策に玉砕していった人間が口ずさんだ為に忌避されていく経緯は
神を讃える言葉であったが、ISISなどが多用した為に悪い意味で世界中に知られてしまった「アッラーフ・アクバル」を彷彿させます #wj35 pic.twitter.com/fCCLa2kiar— ギールベルト (@gilbert0515) July 28, 2019
ゾロから教わった内容では、『勇気が出ぬ時心を奮い立たせるまじない』とされていました。
ここで一つの疑問が浮かびますが、何故ゾロが『捨名知』の言葉を知っていたのか?
このことから察するに、ゾロがワノ国出身、もしくはゾロの親しい人がワノ国出身である可能性が高いと言えます。
【ゾロの師匠コウシロウの言葉】
“最強の剣”とは…
守りたいものを守り 斬りたいものを斬る力
触れるものみな傷つける様な剣は
私はね…
“剣”だとは思わない👇 👇 👇
僕らにとっては言葉なんじゃないかな?
いろんな人が言ってる
1人に向けた言葉が1番刺さる僕は刺さる言葉を身につけないと。 pic.twitter.com/lscDF7ZZiC
— おとく(Tokunaga Sho) (@otokubloger) August 26, 2018
この場合、親しい人というのは、ゾロが剣術を教わった『コウシロウ』さんの説があるでしょう。
名前から察しても、ワノ国出身である可能性が高いでしょうね。
花の都に見覚えアリ。
929話にて、ゾロはトの康に連れられて花の都に足を運んだ際、『ーん、あそこ見覚えあるぞ…カス….』とつぶやいていました。
その時はトノヤスに名前の修正をや街の紹介をされてゾロの記憶についての言及はありませんでしたが、花の都についてなぜ記憶があるのかは意味深ですよね。
ゾロは幼少期、ワノ国に居たのではないでしょうか。
ゾロの出身地は”シモツキ村”
更に、ゾロが小さい頃に剣術を学んでいた村の名前ですが”シモツキ村”とされています。
前述しましたが、ワノ国の伝説の剣豪リューマの本名は霜月リューマ。
何とも因果関係がありそうな名前ですよね。
何故伝説の剣豪の名字がゾロの故郷に付けられているのか。
※ネタバレ注意942
康イエの名字霜月とゾロのシモツキ村って関係あるのかな??
コウシロウと康イエが親子とか?
コウシロウがワノ国の人間だった
ってことはほぼ確定だよね・・・
どんな関係性か気になるね☺️#wj24#onepiece pic.twitter.com/SSQhTVzz10— いつき (@luffy030852) May 14, 2019
これについては、ワノ国出身の人がシモツキ村に来たことから、この名前が付けられた可能性が高いと予想しています。
実は以前に革命軍がシモツキ村に停泊していた事実がありますが、村に名前が付けられたのは恐らくもっと昔の事かと。
そうなれば、革命軍のような船がワノ国と”東の海”を行き来していた可能性があるかと思われます。
このことから、ゾロがワノ国出身で、霜月村に革命軍の船などに乗って”シモツキ村”に降ろされたのではないか?との話もありますね。
船をよく乗り間違えるゾロなら違う船に乗ってしまうことも考えられるかと。
※これについては尾田栄一郎さんのコメントもあるので、後述していきます。
霜月とゾロ
シモツキと霜月というワードが出てきましたが、霜月とはつまりは11月を示します。
ゾロの名前についてですが、ゾロとはゾロ目から来ているとも言われていますね。
11のゾロ目。
更に、ゾロの誕生日についても11月11日。
これは何かしらの匂わせであると思われますが、それにしても大いに関係しているように感じます。
大工の港友(みなとも)さん
フーシャ村の酒場の扉を直したのが『大工の港友さん』。
『みなともさん』に関しては、7巻のSBSにて紹介されていました。
ワノ国に住む大工の親分「港友さん」と、マキノの店の扉を直した「みなともさん」は血の繋がった別人。
みなともさんは、数十年前にワノ国からイーストブルーへ移り住んだ侍たちの子孫!#onepiece pic.twitter.com/zFb5sjtII1— mana (@mana__) July 7, 2019
この『みなともさん』が909話のワノ国に出てくる大工の親分が同じような格好をしていることから再出演かと思いきや、どうやら別人とのこと。
これは92巻に掲載されていたSBSにて、掲載されていました。
ふたりは血のつながりがるようですが、ここに尾田栄一郎さんの意味深な発言があり、
『どうやら何十年か前にワノ国の船が”東の海”に到達したという事実がある』
『その時の子孫が皆さんも知るとある人物』
とされていました。
この内容は今後、本編で公開されるとのこと。
前述しましたが、過去に革命軍の船がシモツキ村に停泊していたことがありましたが、
他にもワノ国の船がフーシャ村に停泊していたんですね。
子孫と考えると、やはりリューマとゾロ…と、考えるのが筋かなと思われます。
ゾロはリューマの生まれ変わり?20年もの歳月の意味は?
これらの事から、ゾロとリューマには何らかの関係があることが大いに予想できます。
このことから発展して、ゾロはリューマの生まれ変わりなのではないでしょうか。
ゾロとリューマは顔だちが非常によく似ている。
ONEPIECEでは今だリューマが生きていたころの絵は公開されていませんが、WANTEDに掲載されていたリューマと現在のゾロは非常によく似ています。
そのため、WANTEDが実際にONEPIECEの前に起こった話としているのであれば、ゾロはリューマの子孫であるとも言えますよね。
これに関しては、尾田栄一郎先生がどのように考えているのかは不明です。
更に、ゾロとリューマの血液型は同じXF型。
好物や強さまでも似ている様子。
龍斬り伝説の再来”20年は必ず意味がある”
今回、ワノ国のストーリーにおいて、”おでん様”の嫁、光月トキの能力のトキトキの実の能力によって20年後の未来に飛ばされた事は、必ず意味があるとされています。
その20年が何を意味するのか。
ワノ国編で私が感じた謎?
①トキがモモの助達を20年後に飛ばしたのは何故か?10年後でも30年後でもなく、何故『20年後』だったのか?
②何故、日和をモモの助達と一緒に飛ばさなかったのか?
③光月トキの『最期の言葉』を聞いたのは誰だったのか? pic.twitter.com/peCV5lA7EF— うっち@にゃ (@79aa2f1410464fd) March 6, 2019
光月トキがトキトキの実によって何年も未来へタイムスリップしていたのだとしたら、もしかするとリューマとトキは何かしら縁があった可能性がありますよね。
光月トキが過去に”龍切り”を目の当たりにし、その後の未来で龍の再来を知り、ワノ国でカイドウの存在とリューマの子孫に出会ったとしたら、その子を龍切り伝説の英雄として育てることはトキの使命であったのかもしれません。
そして、20年の月日というのは、リューマの子孫が無事に育つまでの期間を指すというと納得できるようにも感じますね。
その子孫こそがゾロであり、現在ワノ国にゾロがいるとなれば、因果が回っているようにも感じます。
920話にて、以下のような会話がありました。
トキ『ついに辿り着いたの….旅の終着点に』
錦えもん『おでん様でございますね』
トキ『…だから私はここに残るわ』
この会話から察すると、”おでん様”がリューマと何かしら関係している….とも考えられます。
(苗字を考えるのであれば、”霜月トノ康”が同じ苗字であることから、子孫としても考えられそうなところですよね…)
ただ、この時何故、光月トキが20年後の未来へ行かなかったのかは謎のまま。
終わりに
以上、リューマとロロノアゾロの関係についてまとめてみました。
恐らく今回のワノ国で明らかになるものと思われますが、ゾロがリューマの子孫である可能性は高いでしょうね。
スリラーバーグにてリューマの亡霊と戦ったことがありますが、ゾロはその勝負を”無かったことにしよう”としています。何かしら剣や血に通じる何かを感じ取った可能性もありますね。
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