【第15・16話】冷凍食品とか無理だから~冷食は手抜き?~義母と夫に倍返し

冷凍食品とか無理だから

インスタで紹介した「冷凍食品とか無理だから~冷食は手抜き?~」

その第15話~第16話を公開しています!

前回はこちらからどうぞ!

【第14・15話】冷凍食品とか無理だから~冷食は手抜き?~義母と夫に倍返し
インスタで紹介した「冷凍食品とか無理だから~冷食は手抜き?~」 その第14話~第15話を公開しています! 前回はこちらからどうぞ! 今回、先読み部分が前回と一部重複しています。 【第1...

【第15話】冷凍食品とか無理だから~冷食は手抜き?~

義母👽
「なによ!あんた!何様のつもり!?」

ドン!

義母はズカズカと近寄って私の肩に手を出し
部屋の中で私をつき飛ばした。

私👩
(痛っ!)

 

壁に反対の腕をぶつけ、尻もちをついた。
ぶつけた腕に痛みがあったが、腕を抑えながらも
下からキッと義母をにらみ返した。

娘ちゃん👧「まま!」

騒ぎを聞きつけて娘ちゃんが起きてきた。

娘ちゃんが半泣きで抱きついたところで、
私はスッと立ち上がった。

私👩「大丈夫よ。心配しないで。」

 

娘ちゃんから義母に目線を変えてにらみ返す。

私👩
「私をつき飛ばして、満足しましたか?
結局あなたは、そうやってでも自分の意見を
通したいんですよね?私たち家族を
自分の思うようにしたいんですよね?」

なんとなく、義母のやりたいことは分かっていた。

 

義母は冷凍食品とか健康とかを言っているが
そういったことはどうでも良くてとにかく
私たち家族を自分の思うとおりに
したいんだと思う。

そこに、息子(夫)が関わってるならなおさら。
義母の思うようにできないと、気が済まない。

私👩
(こういう人、以前に職場にいたよな…
本人も気づいていないまま無意識にやって
いるパターンもあるけど。)

 

立ち上がりなお反抗する私に義母は驚いた様子だった。
さらに、自分が手を出したことをヤバいと思ったのか、
ヨロっとしつつ逃げ腰になっていた。

義母👽
「ふ…ふん!調子にのるんじゃないわよ!
自分の思うようにしたいですって?勝手な想像しない
でよね。ホント失礼!あんたなんか冷凍食品ばっかり
食べて、体壊せばいいのよ!」

義母は振り返りドスドスと音を立てて
廊下を歩き、ウチを出ていった。

 

帰り際には玄関のスリッパを蹴り上げて行った😅

私👩
(いきなり押しかけてきて、暴れまわって
失礼なのはどっちだよ💧)

こういう時に
夫は寝ているのか音沙汰無し、本当に頼りにならなかった。

私👩
(まぁ、どうせ義母側に着くのだから
寝てても起きてても変わらないな。)

 

私は大きくため息をついた後、
涙目になっていた娘ちゃんの頭を撫でた。

私👩「ごめんね…」

朝からちょっと怖い思いをさせてしまったなと
思いつつ、少し反省した。

なんだが急に緊張がほぐれて私も
座り込んでしまった。

 

とはいえ、義母の行動は許せるようなことじゃない。

正直、突きとばされたことについては
傷害罪になりうるような事だと思っていたが、
私はあえて何も行動しなかった。

本番はここじゃない。

スポンサーリンク

【第16話・先読み】冷凍食品とか無理だから~冷食は手抜き?~

正直、傷害罪になりうるような事だと思っていたが、

私はあえて何も行動しなかった。

 

本番はここじゃない。

私はある計画を実行することにしていた。

 

それは、義父の誕生日。

 

義父の誕生日の日は、家族だけでなく親戚や友人達も集まって毎年義父を祝う事になっていた。

 

義父は穏やかでよく笑い、人当たりが良く、ニコニコしていてあまり怒ることはない。

私も義父とは仲良くさせてもらっており、娘ちゃんの面倒もよく見てくれている。

 

私はたくさんの人が参加する会は苦手だったが…義父はどこか親しみのある人だった。

だから、毎年この回に参加するのも苦には感じることは無かった。

 

その義父に少しだけ助けを求めるつもりだった。

 

(ちょっとは冷凍食品のありがたさを知ってもらわないとね…)

 

義母が私を突き飛ばして帰った後、寝室で寝ていた夫が起きてきた。

 

「ふわぁ…ん?何かあったのか?」

 

あれだけ騒いでいたのにも関わらず、夫はまったく気づかなかった…?

いや、娘ちゃんも起きてきたんだ。おそらくは気づいていたけど義母との争いに関わりたくなかったんだと思った。

 

(こいつは…💢)

 

朝から二度もイラっとするとは…

そう思って片付けをしようとしたら、打ち付けたほうの腕が

ズキっとした。

 

よく見たら、少しだけ腫れている。

ひとまず冷凍庫から氷を出して冷やすことにした。

 

「さっきお義母さんが来てね、『もうお弁当作らなくて結構です』って言ったら、私を突き飛ばしていったの。それでこうなったの」

 

「ええ?あー、そうなんだ。せっかく母さんの弁当作ってもらえたのに。母さんは?怒ってもう帰ったの?」

 

「騒いでたの聞こえなかったの?ウチのものいろいろ蹴とばして帰ったよ。」

 

「そうなんだ…俺の弁当は?」

 

(はぁ…この状況で弁当のこと気にする?)

 

寝起きとはいえ、夫は私が痛そうにしている手には無関心。

それどころか、夫は自分の弁当を作ってくれたかどうかの方が気になっている様子だった。

 

そしてスマホを開いて何やらぽちぽち…

 

おそらく義母にLINEしている様子だった。

 

すごいな…相変わらずのマイペース&母親ファースト。

 

正直弁当なんか作ってやりたくなかったが

少しでも正当な理由で離婚できるように、自分がやるべきことはしっかりやろうと思った。

 

目的の為に我慢は大事。

 

まぁ、痛む手でイライラしながら弁当を作ったので

出来栄えは想像通りだが…😅

 

そんな形で我慢して生活を続け、週末の義父の誕生日を迎えた。

 

第17話を更新したらお知らせします!

更新したらお知らせするので、ぜひフォローよろしくお願いします!

制作頑張ってます!

 

第1話はこちらからどうぞ。

【第1・2話】冷凍食品とか無理だから~冷食は手抜き?~
インスタで紹介した「冷凍食品とか無理だから~冷食は手抜き?~」 その第1話~2話を公開しています! 先読みはこちらからどうぞ! 【第1話】冷凍食品とか無理だから~冷食は手抜き?~ 私は典子。 ...
タイトルとURLをコピーしました