インスタで紹介した「冷凍食品とか無理だから~冷食は手抜き?~」
その第7話~第8話を公開しています!

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【第7話】冷凍食品とか無理だから~冷食は手抜き?~
早朝6時に自宅のチャイムが鳴った。
私「こんな朝早くからだれ…?」
そう思ってモニターを見ると、義母が大量の荷物を抱えて門の前に立っていた。
私「お、、お義母さん!?」
慌てて玄関のドアを開けた。
私「おはようございます!…ど…どうしたんですか?そんな荷物を抱えて…💦」
義母「どうしたじゃない!よ。あなたが冷凍食品ばかり作ると聞いてわざわざ食材買ってきたのよ。冷凍食品なんて息子ちゃんに食べてほしくないからね。」
私(ええ…こんな朝っぱらから?私たちの時間とか考えないのかな…)
そういうと、私を押しのけてズカズカと家の中に入ってきた。
夫「あれ?母さんじゃん、何してんのこんな朝から。」
義母「あー、息子ちゃん、あなたが冷凍食品ばかり食べてるって聞いて、いろいろ買ってきたわよ。まったく、しっかりと良いもの食べないと体調も悪くなるし頭も働かないでしょうよ。今日からは私がお弁当を作るわね。」
私(今日…から…?)
私「あの、、、お義母さん?今日から私が作るってどういうことですか?」
義母「そのままよ、私がお弁当を作るから、あなたは作らなくていいわ。ちょっとキッチン借りるわね。」
そういって義母はキッチンに立って料理をし始めた。
ある意味、忙しい私にとってはありがたいのかもしれない。
しかし、朝からウチに押しかけてきてお弁当の為に料理するとか…義母の考えることは意味がわからん…と、私はドン引きしていた。
義母「はい!お弁当、これ持って頑張ってらっしゃい!」
夫「うん、ありがとう母さん!」
この状況に恥かしさとかないのか…?マザコンとはこういうものなのか…?
この場のおかしな空気感に晒され、私一人取り残された感じがした。
夫は満足そうに義母のお弁当を受け取り、嬉しそうに会社に出ていった。
夫が出かけた後に義母は「さて…」と私の方を向いてきた。
私(いや、ホント勘弁しろよ…)
そう思った私の予感は的中した。
義母「典子さん、私この前言ったわよね?冷凍食品は止めてって。それに何よこの調理場。すごく使いづらいわ。どうして炊飯器がこんなとこにあって、食器置き場がここなの?効率とか考えないのかしら?」
私「はぁ…全然これで使いやすいんですけど?」
義母「呆れた…あのね…」
そう言って、キッチンのモノの配置から口出ししてきた。
だが、義母のキッチンの使い方は明らかに汚かった。
【第8話・先読み】冷凍食品とか無理だから~冷食は手抜き?~
義母「呆れた…あのね…」
そう言って、キッチンのモノの配置から口出ししてきた。
だが、義母のキッチンの使い方は明らかに汚かった。
なぜかキッチンの空きスペースにモノを置き、隙間を埋め始める。
そして食器棚の皿の上には土鍋が置かれ、好き放題に片付け始めた。
私に説経しながらも、調理台には弁当を作った後の調理器具は使いっぱなし出しっぱなし。
そしてキッチン台の上から引き出しにかけて何か出汁のようなモノがこぼれてる。。。
いつも綺麗に使っていたはずなのに…
私(たった一回の調理で何が起きた…?)
義母は偉そうに説経垂れているが、どの口が言ってるんだ…と思いながら私は白い目をして義母の説経を聞いていた。
いや、、なんかストレスでほとんど情報は入ってこなかったんだけど…
義母に言い返してもよくわからない持論で返され、聞く耳を持たない。
そんな義母の襲撃にも何とか耐え抜いた。
私(これが毎日続くのか…)
そう思うと気が遠くなる思いがした。
夜になり、娘ちゃんが不思議そうに私に話しかけてきた。
私はその言葉に驚いた。
娘ちゃん「まま、ハンバーグって身体にわるいの?」
私「え?何?どういうこと?」
娘ちゃん「おばあちゃんがね、このハンバーグは身体に悪いから、お弁当に入っていたら残しなさいって言ってたの。」
私「お義母さんが?」
娘ちゃん「うん…私このハンバーグすきなんだけど…食べちゃダメなの?」
どうやら義母の入れ知恵のようだった。
義母は娘の弁当にまで口出ししてきた。
私「大丈夫よ。遠慮せずにしっかり食べなさい!子供は食べることも仕事なんだから」
娘ちゃん「うん!」
そういって娘ちゃんはハンバーグをほうばった。
夫のことならまだしも…娘の食事にまで自分の主張を通そうとすることに腹がたった。
私(今度その現場を見かけたらしっかり言ってやろう…)
後日、自宅で娘ちゃんが餃子を食べたいと言ってきた。今日はチャーハンの予定だったので、仕方なくおかずの一つとして冷凍の餃子を使うことにした。
私「仕方ない、じゃあ少しだけ餃子を作るから、それで我慢してね」
娘ちゃん「うん、わかった!」
夫「…」
そう言って晩御飯を作り、しばらくするとチャイムが鳴った。
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