【第3・4話】冷凍食品とか無理だから~冷食は手抜き?~

冷凍食品とか無理だから

インスタで紹介した「冷凍食品とか無理だから~冷食は手抜き?~」

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【第2・3話】冷凍食品とか無理だから~冷食は手抜き?~
インスタで紹介した「冷凍食品とか無理だから~冷食は手抜き?~」 その第2話~3話を公開しています! 前回はこちらからどうぞ! 【第2話】冷凍食品とか無理だから~冷食は手抜き?~ 夫はじっと...

【第3話】冷凍食品とか無理だから~冷食は手抜き?~

娘はお気に入りのぬいぐるみを抱えながらニコッと笑って夫に話しかけた。

これには夫もたじたじだったw

(あらら、娘に言われちゃったねw)

 

娘に諭されて笑いそうになっていると、夫はとんでもないことを言い出した。

 

「いいか、娘ちゃん、ママが作るお弁当はね、【手抜き】料理って言って、時間を書けずに適当に作る料理のことなんだ。一度冷凍しているし、体に良くないし、美味しくないんだぞ?」

 

「ちょっと!何変なこと教えてるのよ!ほんとにやめて!」

 

「なんだよ、本当のことだろ?こういうのは最初に言っておかないとダメなんだよ。大人になって常識を知ってないと困るからな。」

 

「だからって…気に入って美味しく食べてくれてるのに、そんなことを教える必要はないでしょ。」

 

「ったく、うるせーな。もう寝る」

 

夫はそういって洗面所に入ってスーツを脱いで風呂に入った。

娘は不思議そうな顔をしていた。

 

今までろくに娘の教育について意見してこなかったのに、こんな時だけ自分の好きなように娘に教えることはさすがに腹が立った。

 

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そんな夫の行動にイライラしていたのだが…

その件について別のある日、義母から電話がかかってきた。

 

義母「あら、典子さん。お久しぶり。今ちょっといいかしら?」

 

時間はお昼時で私は仕事の休憩中だった。

声色からして、私をNOと言わせぬような言い方だった。

さっき、ちらっと着信履歴をみたら数回、電話の着信が入っていた。

 

ちょっとめんどくさそうだな…と思いつつ、電話に応じた。

 

「はい、今は仕事中ですが、少しなら大丈夫ですよ。」

 

義母「あなた、息子のお弁当に冷凍食品を使っているらしいじゃない。冷凍食品って身体に悪いのよぉ?小さいころに習わなかった?」

 

(なんで義母が冷凍食品の問題を知ってるんだw)

 

って思ったけど、思いつくのは夫しかいなかった。

 

マザコン気質でなんでも義母に話す夫…

LINEで私の料理の愚痴でも言ってたんだろうな。

 

「ああ、、、そのことですか😅。最近の冷凍食品は身体に悪い添加物も少なくて、美味しいものも多いんですよね。なので、そこまで体に悪いってことはないんですよ」

 

義母「でもそれって、ただのいいわけでしょ?つまり手抜きよね?あなた、手抜き料理を息子に食べさせようとでもしているの?」

 

【第4話・先読み】冷凍食品とか無理だから~冷食は手抜き?~

「ああ、、、そのことですか😅。最近の冷凍食品は身体に悪い添加物も少なくて、美味しいものも多いんですよね。なので、そこまで体に悪いってことはないんですよ」

 

義母「でもそれって、ただのいいわけでしょ?つまり手抜きよね?あなた、手抜き料理を息子に食べさせようとでもしているの?」

 

(冷凍食品って手抜きなのか…?っていうか、ギリギリの時間で頑張ってやりくりしているんだから、手抜きじゃなくて時短って言い方をしてほしい…)

 

そんなことを疑問に感じていたらさらなる追撃が迫ってきた。

 

義母「冷凍食品なんて使わないでほしいわぁ。私の若いころは冷凍食品を一度も使ったことはないわよ?最近だって、お父さんの料理に冷凍食品を使ったことはないわ。忙しいのも知ってるけど、息子の健康のためにも普通に料理を作ってほしいのよね。しっかり料理するのは嫁として常識でしょ?少しは頑張ってほしいわ」

 

(嫁として常識なんだ…😅)

 

なんでもイチから料理するのは嫁として常識って認識なのか…

夫の考え方は親から来てるんだと分かった。あまり気にかけなかったけど、夫の嫌なところは親譲りらしい。

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「あー、そうなんですね..もう少しお料理頑張りますね…」

 

義母「そうよぉ、できるだけじゃなくて、もう冷凍食品使うのをヤメてほしいの。冷凍食品だけじゃなくて、レトルトや出来合いの料理もね。何が入ってるか分からないし、あまり食べさせると子供にも悪影響を与えるかもしれないじゃない?息子にも仕事や家庭を守るためにもしっかりと育ってほしいもの。」

 

(仕事中に義母の説経は聞きたくないなぁ)

 

正直、仕事中に弁当についての説経するために電話をかけてくるのはやめてほしい…

朝から晩まで働きっぱなしで、ようやく一息着くことができる時間だった。

 

このままだと休憩中すべての時間を取られてしまう。

そう判断した私は適当な理由を付けて電話を切ることにした。

 

「お気持ちは分かります…出来るだけ使わないようにしますね..あ、上司が呼んでるんで、ちょっと一旦失礼しますね」

 

義母「あ!ちょっと待ちなさ….ガチャ」

 

「ふぅ…」

 

椅子の背もたれに体重を書けながら、嵐が過ぎ去ったような感覚だった。

…が、義母を適当にあしらったので、今後またあった時が不安…

まぁ、先のことは気にしないようにしていた。

 

そして、その予感は的中する。

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