【第7話】義母の楽しみはお菓子作りが苦手な私への嫌がらせ

義母の楽しみはお菓子作りが苦手な私への嫌がらせ

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【第5話】義母の楽しみはお菓子作りが苦手な私への嫌がらせ~老舗和菓子屋の意地悪な義母~
前回(4話)はコチラからどうぞ! ↓↓ 【第5話】義母の楽しみはお菓子作りが苦手な私への嫌がらせ いつもの様に夫の手伝いをしていると 奥の部屋からのそっと義母が現れた。 私👩 「お義母さん...お...
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【第7話】義母の楽しみはお菓子作りが苦手な私への嫌がらせ

義母は歪な形の饅頭を笑顔で手に取り、一口齧った。

義母👽
「典子さんは凄いわね。全部とても美味しいわ。
けど…どれも店に並べるのは厳しいかしら…」

義母の見事な変わりように絶句していると
夫が口を開いた。

夫👦「母さん…」

 

夫👦
「どうしてお店に並べるのが難しいんだ?」

義母👽
「そうね、確かに美味しいわ。
けど、典子さんのはどれもウチのお店の基準に
達していないと言えるかしらね。
あなたが作ったこの和菓子と比べると、
やっぱり素人が作ったとい感じが
まるわかりだものね。フフ…」

 

「ふむ…」という感じで夫は考え込む。

義母は「ざまぁみろ」といった目で
私の方を見てきた。

これで、私の「1か月の努力を潰してやる」
そんな目つきだった。

しかし…

 

夫👦
「何か勘違いしているようだが…

そこに並んでいる和菓子は、全て俺が作ったものだ」

 

義母👽「え?」

夫👦
「さっきの形が歪で、不味くて、
腐った和菓子と言ったのは、俺が作ったものだぞ」

義母の顔が真っ青になる。

義母👽
「ど、どういうこと…?」

 

夫👦「さっき食ってたのが俺が作った和菓子で、
その美味しそうに食べてる団子が妻のだ。」

義母👽
「うそ…どういう事…」

夫👦
「母さんが日頃から妻に嫌がらせを
しているのは何となく気づいていたから、
カマをかけたんだ。」

 

夫は歪な形である和菓子を一つ手に取った。

夫👦
「形は歪だが、味は
店内に出しているのと同じだ。

けど、母さんは味も薄いだとか、
不味いとか言ってたな」

義母👽
「そ、それは…」

 

夫👦
「悪かったな、ゴミみたいな和菓子で」

義母👽
「ち、違うのよっ!今日は少し体調が悪くて…」

夫👦
「和菓子のことはもう良い。
母さんの和菓子に対する想いが
その程度だって事は十分わかったよ。

妻に対する嫌がらせさえしなればもう良い」

 

義母👽
「嫌がらせなんかしてないわ!」

夫👦
「へえ…旅行代金をせびったり、
変ないちゃもんをつけて追い詰めたのも、
全部知ってるけどな」

 

第8話へ続く!

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