ワンピース969話が公開されていますね。
今回の内容では、光月おでんがロジャーの船でラフテルに到達し、ワノ国に帰還した後の事が描かれています。
オロチによって将軍の座が乗っ取られるも、バリバリの実の能力者である黒炭せみ丸によって防がれてしまった様子。光月おでんも打つ手なし…ということでしょうか。
今回の記事はネタバレを含んでいますので、ご注意ください。
Contents
ワンピース969話ネタバレ『バカ殿』
⿊炭せみ丸のバリバリの実の能力
花の都に突撃し、オロチ城に切り込む光月おでん。
まさに宴を行っており、不意を突かれたオロチは為すすべ無し。
しかし、光月おでんの一撃は激しい太刀音と衝撃音を奏でるも、オロチには届かない。
おでん「これはガラスか?いや!!出てこいオロチ!!」
琵琶法師 ⿊炭せみ丸>「ご⼼配にはお呼びません、オロチ様。
私の”バリバリの実”の能⼒を信じてください。」
琵琶法師 ⿊炭せみ丸>「このバリアはいかなる者も近づけさせない…
お前は何もできないのです、おでんよ。」
黒炭オロチを目前にして切りかかるが、琵琶法師である『黒炭せみ丸』によって防がれる。
黒炭せみ丸は手をクロスに結び、防御の姿勢を取っていた。
黒炭せみ丸はバリバリの実の能力者。
黒炭オロチの周囲はバリアで守られており、光月おでんは手出しすることができなかった。
オロチ『お前の強さは無意味だ!おでん!』
⽼婆 ⿊炭ひぐらし『キョキョキョ…!そうさ…海賊やってたんならよーく知ってる筈さ。”悪魔の実”という超常的な力をね….!』
将軍代理
おでん「理由はわからんが、⽗上はお前を”将軍代理”に指名した…オレが戻ってくるその⽇まで!!」
おでん「今すぐ”将軍”の座を渡せ!!!有名とかになることがオレの⽬標ではないが、オレが統治すればワノ国はもっとずっと良くなる!!!」
オロチは光月おでんが帰国するまでの将軍代理。
そのため、光月おでんが帰ってきた以上、将軍の座を渡すように迫った。
オロチ「むはははは!!そんなことするかよ!事実、お前は将軍になる権限なんて持っていないんだからな!!」
スキヤキ(⿊炭ひぐらしの変⾝)「おぉ。お前かおでん…」
おでん「なに?!⽗上?!死んだはずじゃ…」
⽼婆 ⿊炭ひぐらし「きょきょきょきょ!!」
オロチ「⾺⿅な⼤名たちはこの⽼婆の嘘にまんまと騙された!!」
⽼婆 ⿊炭ひぐらし「そう!このわし!」
オロチ「”マネマネの実”の能⼒を使って偽り、国中の⼤名を騙しオレは”将軍”の座につくことができた!!」
オロチ「⾔い換えるなら、お前に将軍の座を渡す義理はない!!誰がスキヤキの本当の思いを気にするというのだ?!」
おでん「貴様⽗上に何をした?!⽗上は本当に末期の病気で死んだのか?!」
老婆(黒炭ひぐらし)がマネマネの実の能力によって光月スキヤキに化け、黒炭オロチを正式な将軍にすると、大名たちに信じ込ませたのだとか。
既に黒炭オロチが正規な将軍になることを周知しているため、今から光月おでんへ将軍尾座を渡すのは至難の技だった。
救世主のハズだった…
⺠衆「おでん様!!」
⺠衆「ぎゃああ!!!」
その⽇、光⽉⼀族の帰還を祝うため城の前にたくさんの⺠衆が集まっていた。
すると突然 2 本の毒⽮が群衆めがけて放たれた。
被害者は倒れ、ひどく吐⾎した後命を落とした
⼈々は急いで家の中に逃げ込んだ…。そして都を覆う曇天の空に巨⼤な⿓を⾒たのだった
おでんの⼦供時代は個性的であったが九⾥の⼤名になった…。
彼は海へ出て世界⼀の海賊に出会った…。
国に帰ってきた後も彼は強かった…。
光⽉おでん、彼の前に敵なし。そうなるはずだったのだ…。
悪魔のような圧政的な暴⼒に苦しむ⼈々の救世主に…。しかし…
バカ殿・おでん
その出来事から2,3 時間後、光⽉おでんはオロチの住居の前でバカのように裸踊りをした。
それを⾒たオロチの⼿下や百獣海賊団の船員たちは涙を流して⼤笑い。
これが、数枚の⾦貨のために道化を演じ、家路につく⼤きな男だ。
正統なワノ国の継承者・光⽉おでんの帰還は、この国の最後の希望だった。
だが国は裏切られ、⼈々の失望は怒りへと変わっていった。
「♪九⾥のバカ殿、光⽉おでん」
「♪⼤蛇の前で尻もちついて」
「♪ヤツの冗談に笑うな、おっといけない!」
⽣活のため城の前でバカのように裸踊りをする…
⾬が降ろうが、嵐が来ようが、雪が降ろうが
錦えもん「おでん様お願いします!!」
おでん「毎週裸踊りで⾦をもらう。それがオレの仕事だ。」
錦えもん「嘘はおやめください!!」
錦えもん「オロチになんと⾔ったのですか?!なぜあのようなことをなさるのです?!」
錦えもん「ずっと信じ続けてきた九⾥の⺠でさえ、あなたのあんなお姿、耐えられませんよ!!」
都での裸踊りの噂はついに九⾥にも届き、
子供たちや女達からも失望の声が飛び交った
九⾥の⼦どもたち「バカ殿だー!!」
九⾥の村⼈(⼥性)「彼の真似をするのはやめて頂戴。失望してしまうわ。」
九⾥の村⼈(男性)「オロチに頭を下げるのではなく武⼠らしく切腹しろ!!」
ロジャーの死
⼀年後…今から 24 年前のこと…
オロチから外国の新聞を受け取ったおでんはバカのように泣きながら浜辺を⾛った。
しかし”海賊王”ゴールド・ロジャーの処刑を⾒た後、彼の叫び声は笑い声に変わった。
たくさんの⼈が彼の残した莫⼤な財宝を探すために海に出たのだ。
その名は”ひとつなぎの⼤秘宝(ワンピース)”!!
そして⼤航海時代が始まった!!」
おでん「ロジャー!!あなたは本当に素晴らしい!!なんて素晴らしい⼈⽣を送ったんだ!!」
おでんの顔は涙と笑顔で溢れていた。
ゲッコー海賊団の戦争が勃発
それからまた一年が過ぎた。
ワノ国の鈴後にてゲッコー海賊団と百獣海賊団の戦争が勃発した。
ゲッコーモリアはワノ国に来ていたのだ。
その時、刀神リューマの墓荒らし事件が発生した。
刀神の消失にワノ国の宝が失われた。
⇒霜月リューマの墓荒らしはヒルルク?Dの一族の噂や天月トキとの関係は?
そんな時でも光月おでんは踊り続けた。
仕事のため、と言い張りながら踊り続けた。
そんな光月おでんをいまだ支えてくれるのは、家族、家臣、そして恩人達など理解者のみとなっていた。
おでん「愛想をつかしたか?」
トキ「⾯⽩くない冗談はやめてくださいな!」
河松「おでん殿!あなたの裸踊りに参加したいです!カッパッパ〜」
ネコマムシ「それは⾒逃せないな!」
康イエ「”バカ殿”っていうのはヤツのニックネームには良すぎるじゃないか!」
ヒョウ五郎の元に訪れた時も
部下にバカにされる始末。
部下「おい!ボスが⾒えんのか、バカ殿!」
おでん「…」
ヒョウ五郎の妻「おバカ!さぁさぁ中に⼊ってお茶をどうぞ。ヒョウさん、おでんが来たよ!」
ヒョウ五郎「オロチは作法ってもんをわかってねぇよ!!ヤツのやることには参加しないぜ!」
おでん「気をつけろよ、ヒョウさん」
ヒョウ五郎の妻「おでんちゃん、あんたの踊り着実に上⼿くなっているんだろう?」
おでん「やめてくれよ、おかみさん!」
光月おでんが立ち上がる。
光月おでんが帰還して5年が過ぎた。
おでんは雪の日も踊り続けた。
民衆からは『恥ずかしいぜおでん…』と、後ろ指を指されるも、おでんは踊り続けた。
おでんがワノ国に帰還して 4 年が過ぎてもこの国は何も変わらなかった…。
しかし、5 年⽬になりオロチは九⾥で事を起こし始めた
「将軍様が九⾥にお越しになったぞ!!」
白馬に神輿を引かせてオロチが都に訪れる。
跪く光月おでんん頭をオロチが足蹴にしながら…
オロチ「九⾥にいくつか武器⼯場を作りたい。協⼒してくれるよなぁ?おでん」
おでん「その前に将軍様、お聞きしたいことがございます。船についてはどうなりましたでしょうか?カイドウについては?」
オロチ「なんの話だ?」
おでん「!!!」
光月おでんはオロチと約束していた。
その約束と引き換えに、オロチに従い、将軍の座を渡すこととしたのだった。
オロチ「前に話したように、オレはワノ国を巨⼤な武器⼯場にしたいんだ。ヒョウ五郎を知ってるだろう?あいつはオレに従おうをしなかった…だからカイドウに引き渡したよ…多分死んだな!!」
おでん「なっ…!!」
オロチ「それにすがりつくババーが撃ち殺されてた!ムハハハハ!侠客の妻がみっともねぇ!!」
ワノ国の裏の頭、花のヒョウ五郎が都で捕縛されたことを受けて⼦分たちが反乱を起こした。結果、16 ⼈の⼦分と妻が殺された
この事実を知った時、ついに我慢の限界を迎えおでん、
後に赤鞘九人男と呼ばれる者達と共にカイドウを討つことを決めた。
立ち上がる赤鞘9人男
光月おでんの家族や家⾂たちが予想したように、5 年間も苦しみを耐えてきたその侍はついに我慢の限界を迎えた。
もう誰も光月おでんを⽌めることはできない…。
光月おでんからは涙が川のように流れ出た…
おでん「カイドウめ…絶対に許さない!!!」
⾚鞘九⼈男「ついに討ちにいくんですね!その⾔葉をずっと待っていました!!」
⾒届けよ!!この後何が起こるのかを!!
涙を流すおでんが引き起こした⼤きな騒動は後にも先にも⼀度切り!!
彼の横には、真紅の⼣⽇に照らされた 9 ⼈の選ばれし侍…
⾚い炎を内に秘め、戦いを渇望する男たち。
腰に下げた⼑が燃えさかる命を表しているようだった。
後にワノ国の⺠は敬意を評して彼らをこう呼ぶ、「⾚鞘九⼈男」と!!
⽬標はカイドウ…
彼らの進路は過去の悲しい話にも続くのであった。
なぜなら、彼らの⽬的地は光⽉おでんの公開処刑の場所だったからだ。
“伝説の 1 時間”の中で起こった出来事は、後世に伝えられた…刮⽬せよ!!」
ワンピース969話考察
今回の話である程度、光月おでんが亡くなるまでのストーリーが見えてきましたね。
とはいえ、なぜ光月おでんはオロチが暴挙を起こす5年間の間、黙っていたのか。
踊ることによっておどけて過ごしていたのか。
ここはジョイボーイのためにワノ国を開国する事。
この内容が絡んでいる様に思いますね。
⇒ルフィはジョイボーイの生まれ変わり?『いつかジョイボーイが現れる日までに』
自ら強行して将軍の座につくよりも、オロチが将軍として政治をし、ワノ国を開国することを狙ったのではないかと考えられます。
また、これまで不明だった黒炭オロチを支えてきた老人の正体が明らかになりましたね。
黒炭オロチに将軍の乗っ取りを吹き込んだのが黒炭ひぐらし。
そして、現在ではバルトロメオが能力者となっているバリバリの実の能力を宿した老人、黒炭せみ丸。
名前や身なりはワノ国出身とも思えますが、海外のものである悪魔の実の能力については詳しい様子。
海外経験者だとしても、いったいどこからワノ国に入ったのでしょうか。
そして、ワノ国の九里でのゲッコー海賊団と百獣海賊団の戦争。
ゲッコーモリアがワノ国で戦争を起こしていたのだとすれば、その時に霜月リューマの刀、ワノ国の宝が盗まれたとみて間違いないでしょうね。
ゾロの予想は当たっていたようです。
この時のモリアの目的は遺体の方だったようですけどね。
今後、リューマの話もまた語られるのかどうかは気になるところ。
コメントはこちら
おでん可哀想!(T ^ T)人質に取られたヒョウ五郎さんの為に笑い者になったり白目で見られたりするなどの恥を我慢してまで裸踊りをして来たというのにそれも裏切られてその上その部下たちまで殺され…!おでんの心は極上なる地獄状態でしょう!!o(`ω´ )o
そして、いよいよ遂に5年の月日が流れました!となると次回は…!!