現在、ワンピースのワノ国にて話題になっている伝説の侍、霜月リューマ。
過去にWANTEDのMONSTERSにも掲載されたリューマ・ド・キングを彷彿させるような存在として知られていますね。
ワノ国の伝説の侍とされていますが、この剣豪リューマの墓を荒らし、死体と伝説の刀である秋水を盗んだ人物がいると噂されています。
この人物はドラム王国のDr.ヒルルクの可能性があるとか。
また、リューマはDの一族の噂や天月トキとも関係があるとされていますね。
調べていきたいと思います。
Contents
剣豪リューマのwikiやスリラーバーク
まずは剣豪リューマの伝説についてまとめていきましょう。
まだワンピースの本編においてはリューマの姿は屍でしか登場していませんが、
スリラーバークにて一度登場していましたよね。
スリラーバークではワノ国の侍として語られており、
空飛ぶ竜を斬り落とした伝説があるとされていました。
ゾロと同様の筋力等を持ち合わせているとされ、妙な因果関係を匂わせる発言もありました。
このことから、リューマはゾロの先祖では?という推測もある様子。
後述しますがゾロとリューマの関りは数多く存在しますよね。
この戦いでは、最終的にはゾロが勝利しています。
この時のリューマは肉体のみがリューマであり中身(影)はブルック。
リューマがどれくらい強かったのかは不明のままです。
剣豪リューマのMONSTERSでの内容
さて、剣豪リューマですが、最初の登場はWANTEDのMONSTERS。
WANTEDは、ワンピースの作者である尾田先生がワンピースを連載する前に書き上げた全5話が収録されている作品集。
その中のMONSTERSと呼ばれる作品に剣豪リューマが登場しています。
MONSTERSの世界では、人々の平和を脅かしていたのがドラゴンの存在。
リューマは流浪の民として、紹介されています。
ある時、リューマは鞘当てをされたことに腹を立て、男に詰め寄ったところ殺人犯に仕立て上げられます。
鞘当てしたのはドラゴンを操る角笛を持つ男、ディーアール。
ディーアールは刺されたフリをして逆上し、隠し持っていたドラゴンの角笛を使って街に竜を呼び寄せます。
過去にドラゴンによって滅ぼされた街から女の子を救った”伝説の英雄”剣士シラノが、再びドラゴンに立ち向かうと宣言し、町の人間は避難。
しかし、ディーアールと、剣士シラノがグルだったことが判明。
ドラゴンの襲来を利用して街の宝を丸ごと奪うことが目的でした。
それに気づいたリューマはその二人を倒した後、一人で自分の何十倍もの巨体のドラゴンに立ち向かい、首を一刀両断し、街を救った…という物語ですね。
MONSTERSでは剣豪リューマ、もしくはリューマ・ド・キングという名前で紹介されており、世界一の”兵の心”を持つ剣士とされています
ちなみに、リューマはワンピースの世界では
数百年前に病気で命を落とした伝説の侍とされています。
リューマはDの一族の可能性
さて、もうお気づきかもしれませんが、MONSTERSの時のリューマの名前に注目してみましょう。
リューマ・ド・キングとされていますよね。
『ド』を『D』と読み替えた場合、リューマの名前はリューマ・D・キングとなります。
このことからリューマがDの一族である可能性が浮上しますよね。
しかし、このMONSTERSの世界では”リューマ・ド・キング”は本人も知らない通り名。
残念ながら本名では無いため、リューマとDの一族は関係については不明のまま。
それでもワノ国ではリューマは”刀神様”として知られ、リューマが使っていた秋水はワノ国の宝とまでされています。
Dの一族ではないにせよ、何かしら史実に関係してくることは確かでしょう。
また、キングという名は偶然かもしれませんが、百獣海賊団の大看板、火災のキングがいます。
キングはリュウリュウの実”古代種”プテラノドンの能力を有し、刀を持っていることから、剣士であるとされています。
リューマの本名は霜月リューマ?
さて、ではリューマの本名についてですが、”霜月リューマ”という話があるようです。
なぜ”霜月”なのか?ということを調べていくと、公式で発表された名前では無く、本編でも紹介された過去はありません。
しかし、リューマが生まれたのはワノ国の鈴後であると予想されています。
その理由としては、牛鬼丸の以下の発言から推測できますね。
名刀『秋水』はもう、あるべき場所に返し申した
アレなるはワノ国が伝説の侍、リューマの墓より盗まれた逸品!!
牛鬼丸が言うリューマの秋水の”あるべき場所”というのがワノ国の鈴後でした。
鈴後は元々は屈強で名高き霜月の一族が治めていた国。
大名の名前は霜月牛マル。
その鈴後にリューマの秋水を”返した”ということから、
リューマの出身も鈴後であると思われます。
リューマが大名であったかどうかは不明ですが、代々屈強なの力を持っていたのが霜月一族であり、その地で生まれ育ったとすれば、リューマの本名も霜月リューマの可能性が高いでしょうね。
秋水の経緯
秋水は元々は龍を斬った伝説を持つ剣豪リューマが使っていたものとされています。
その後、リューマは病死。
リューマの死後は、遺体と秋水は刀神様として鈴後に祀られ、ワノ国の宝とされていました。
しかし、数年前にワノ国に墓荒らし騒動が発生。
ここで、リューマの遺体と秋水が失われます。
国中が涙するほどの大事件だったとされていました。
この事件の犯人は何者かはわかっていません。
その後、スリラーバークにて、ゲッコーモリアのカゲカゲの実の能力によってブルックの影を使い、リューマの死体は操られていました。
そのリューマをゾロが討ち、秋水を手に入れます。
ワノ国に来たゾロは牛鬼丸によって秋水を奪われ、
現在は鈴後に返還されました。
ちなみに、ゾロとリューマの関係については以下の記事から。

リューマの遺体と秋水をさらった人物は?
では、ワノ国の鈴後からリューマの遺体と秋水を盗んだ人物は誰だったのか?
スリラーバークにてモリアがリューマの死体を操っていたことから、モリア、もしくはモリアの部下がワノ国で盗んだことが想像されますよね。
また、スリラーバークには元ロックス海賊団として名を馳せたキャプテンジョンの死体も確認されています。
モリアが直接ではないにしても、モリアが操るために死体の盗み屋がいたことが想像されます。
では、その盗み屋は誰なのか?
モリアの部下であるアブサロムはスケスケの実の能力者。
そのことから、盗むことには特化しているように思われます。
本人が改造人間であること、スケスケの実を食べていること、ナミさん・ロビンちゃんに手を出したこと、そしてこの発言で、アブサロムはサンジくんの地雷をボッコボコにふみぬいてたんだからそりゃ体が爆発するわ…… pic.twitter.com/q9vFsIR7cl
— 牛木 (@iyu_opac) 2016年9月29日
もしくは、ドラム王国のDr.ヒルルクの可能性も考えられますよね。
Dr.ヒルルクは医者をやる前は大泥棒だったとされています。
しかし、不治の病にかかって死を宣告されます。
苛立ち荒れていた中、今まで見たことのないほどの美しい桜の山を目の当たりにして病気が治ったとしています。
桜は日本文化に馴染みの深い植物とされていますが、ワンピースの世界でも同じだとするならば、桜はワノ国にしか咲かない植物かもしれません。
となれば、ヒルルクは過去にワノ国に訪れていた可能性がありますよね。
そこから大泥棒を関連付けると、ワノ国にてリューマの遺体と秋水を盗んだ人物は、ヒルルクの可能性はあるかと思います。
その後、モリアの手に渡ったのかもしれませんね。
霜月リューマと天月トキの関係とは
リューマが生きていた時代、ワノ国は黄金の国と世界に認識されていました。
この時代は牛鬼丸の話では数百年前とされていますが、ONEPIECE MAGAZINE Vol.6では、約400年前とされていました。
当時は、海外からワノ国の資源を強奪しようとする海賊や貴族たちが押し寄せてきたとされています。
その海賊や貴族を討ち倒したのがリューマ率いるワノ国の侍。
また、都の空に現れた竜さえも切り捨てたとされています。
しかし、ワノ国は800年前から鎖国していたのは周知の事実。
400年前に海賊や貴族が押し寄せてきたことなどを考えると、何者かによってワノ国に資源が溢れていることが噂され、その話におびき寄せられたのでしょうか。
また、牛鬼丸の話では、ワノ国が黄金の国として知られていたとされていますね。
現在では黄金など見当たりませんが、400年前までは黄金の国だったのか、それとも”黄金”のような美しい別のモノ?
天月トキが生きていた時代に関しても800年前のワノ国と推定されています。

となれば、天月トキがいた時代はワノ国は黄金の国だったのでしょうか。
天月トキはワノ国で生まれ、トキトキの実によって時代を旅してきたとされているため、リューマが生きていた時代にも訪れた可能性はあると思います。
もしくはリューマの存在も予言していたのかも。
剣豪リューマと天月トキに関りがあったかは不明ですが
何かしらの関連性を想像させますよね。
天月トキが生まれてからどのように悪魔の実の能力で旅をして、どのような時代にたどり着いたのか。
ただ、800年もの歳月が過ぎてなお、原形をとどめているリューマの存在って…
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